


卵を共立てで作るジェノワーズが昨日のテーマ。しっとり肌理の細かいジェノワーズは感動的です。材料の持つ性質の説明を受けながらのケーキ作りは、キッチンサイエンスそのものでした。美味しいものを作りながらの科学の授業は、なんだか楽しい♪

学校では苦手だった科学、キッチンなら好きになれそうです。こちら↑のケーキは先生の作品。さすがセンスが違います。最後に先生の作品をステキに盛り付けていただいて、美味しくいただきました。
S先生、ありがとうございました。

今日のパンは、ルヴァン。ライ麦入りの生地でごく少量のイーストと、ホシノ酵母の発酵生地を使っています。ルヴァンとはフランス語で酵母のことです。ルヴァンと言う名前の付いたパンは、特に定義は無いように思います。ライ麦や全粒粉が入っていない、白い生地でもルヴァンと呼びます。名前に酵母とつけているからには、酵母の美味しい香りがしなくてはいけません。酵母の香りを出すのは発酵種です。酵母も絶対天然酵母でなくてはいけないという決まりも無さそうですが、天然酵母ならなおさら美味しいはずです。今日もオーブンはヘルシオです。ライ麦を使ったパンは、クープが良く開き、クラストが厚くて香ばしく焼きあがります。ライ麦入りのシンプルな生地、いろいろなパンに応用できそう!気に入りました。


1ヶ月近く経ったものでも、美味しく食べられますが、少し乾いた感じになります。先日宝塚で、1週間寝かした後は冷蔵庫に保存すると良いと聞きました。なるほど、ぴっちり包んで冷蔵すれば乾いた感じにはならないかもしれません。

ラッピングは地味目かな?電球の灯かりの下で撮ったので、更に地味に見えてしまいますが・・・。
シュトーレンを贈ったら、いよいよ今年も終わり。そろそろ、家の掃除でもしなくてはいけませんね。


山食パンの最終発酵は90分、レシピは60分となっていましたがそこは天然酵母、思い通りに行きません。じっくり待てば、しっかり窯伸びしてハード系のパンのような焼き上がりになりました。
レシピが電気オーブンの温度だったので、今日のパンはヘルシオ使用です。ここのところ、ヘルシオを使ってパンを焼くことが多くなりました。
きれいな濃い焼き色、クラムもしっとり、良いオーブンだと思います。ただ、一度に沢山焼けないのが難かな~?これで沢山焼けるオーブンとなると、セミプロ用の武蔵フィスとかになるのかしら?

この中で今回の角食パンの配合は、私は初めてのものでした。配合はシンプルで、プロのテクニックが加えられたものです。奇しくも前日家で角食パンを他の配合他のテクニックで作ったばかりで、とても良い勉強になりました。
↑教室でNo.1の出来映えの角食パン 私が作ったもの↓

教室で作ったものの中にもそうなったものがありました。もしかして私が成形したもの?と思いつつ、質問したところ、「生地の発酵が若い、成形時のガスの抜き方が甘い」のが原因だそうです。教室でも同じ現象が起きたと言うことは、発酵が若いと言うことは考えられません。ガスの抜き方か~~・・・。先生の麺棒の掛け方を見ていると、かる~く掛けているように見えますが、長年の経験による力加減ですね。う~~ん、先生の金の腕には到達不可ですが、もう少し回数を重ねて見る事にしましょう。精進有るのみ!今月も良い勉強をしてきました。