1月の野のはな工房・Second class
ブリオッシュ・デ・ロワは最近浸透してきたガレット・デ・ロワと同じ、キリスト教のお祭り「エピファニー」の時に食べられるものです。東方の三博士が頭上に輝く星を見付け、星を辿って旅をし、イエスの元へ着いたのが1月6日、それがエピファニー(キリストの降誕という意味)です。
今現在フランスでは1月の第一日曜日がエピファニーとなっているそうです。
このブリオッシュ・デ・ロワはビゴさんに教えてもらいました。南フランスのボルドー地方で食べられているものです。お菓子の中にはフェーブと言う陶器でできたマスコットを入れます。お祝いの席で切り分けて、そのフェーブが当たった人はその日一日王様、又は王女様になり、一年間が幸せに過ごせると言われています。
「デ・ロワ」とはフランス語で「王様の」と言う意味、「フェーブ」は「そら豆」という意味だそうです。元々は陶器ではなく、そら豆を入れていたことから陶器のマスコットをフェーブと言うそうです。
画像のフェーブは昨年合羽橋に行った時に買ってきたものです。一年前、エピファニーが近付いてから探しましたが、ネット通販ではすでに売り切れになっていて、手に入れることが出来ませんでした。それで、季節はずれの4月に合羽橋で見つけたときには嬉しくなって即決で購入しました。^^
プルマンブレッドは角食パンのこと。英語ではホワイトブレッドとも言うそうです。アメリカで初めて登場した食堂車に出されたのが始まりとか。その食堂車の製造会社の名前を取ってプルマンブレッドと呼ばれています。プルマンブレッドは成形発酵の状態を見極め、蓋をして焼きますが、そのタイミングを見極めるのがポイントです。上の角にきれいに白い筋、ホワイトラインが出来るのが上手に出来た印です。これがなかなか難しい!スーパーの棚に並んだ角食パンは条件を全てクリアーしています。パンメーカーの角食パンの技術には脱帽です。あ、でも味は手前味噌ですが、絶対に美味しいのですよ~。^^
ランチメニューはポテトの重ね焼きと人参のポタージュ。人参のポタージュは白味噌を隠し味に使いました。前に行ったレストランで、「本日のスープは人参のポタージュ、白味噌入りです」を食べて、すごく美味しかったので、さっそくアイデアを頂戴いたしました。お味噌は白味噌、あまり沢山入れてはいけません。コクとまったり感がなかなかです♪
久々のパン教室、私の天然には慣れた生徒さんに助けられ、無事終了です。^^
その日一日 王様とか何とか ウンチクを かたってましたが この事なんですね。
派手さは無いんですが 生クリームや チョコなどが ついてないので 小さい子でも 食べられるので 選んだみたいです。
楽しませてもらいました。
ガレット・デ・ロワはビゴさんが日本に紹介したそうです。プランタンのビゴの店のものはきっとビゴさんのと同じ形でしょうね。
フェーブは牛でしたか?こっそりお嫁さんのピースに入れるなんて、優しいお義母さんですね~!
あれってMATFERのでした?刻印もないので、認識がありませんでした。大きさも形も可愛くて気に入っています。
ガレットデロワはフランスでは1月いっぱい食べるそうです。キリスト教のお祭りは美味しいお菓子があるので、楽しいですね。
白味噌入りのポタージュ、作ってください。同じお店で、他のポタージュにも白味噌が入っていたような気がします。パパの台所です。^^