パネトーネというのか?パネットーネというのか?パーネトーネという言い方も・・・ どんな外来語も私たちの耳で聞いたものを言葉にするので、どれでも良いのでしょう 私はパネットーネと呼ぶことにします
このパネットーネ、日本のお店でも多分ヨーロッパなどでも季節を問わず置いている店があります そもそもこれはドイツのシュトーレンのようなイタリアのクリスマスブレッドです これを最初に勉強したのは芦屋のビゴの店でした それ以来野のはな工房では何度かレシピを変えて作ってきました 最初はパネトーネマザーでストレート法で・・・ ヨーグルト酵母を使ったこともあります 加糖中種でも・・・ 先月の講習で11月のリクエストを尋ねたら、パネトーネがしたいと言う意見があったので、急遽昔のレシピを引っ張り出し、試行錯誤・・・ 以前のレシピを作り直して作ってみたが、美味しいけど何かが違う もっと軽くもう少し甘い方が良いのか?ドライフルーツの量は?など疑問が湧いてくる 持っているレシピ本やネットのレシピを参考にしてみたり、何がパネットーネのセオリーなんだろう?と検索していたら、
Panettone Societyというサイトに行きついた ここはよくTVで見かける鈴木弥平氏が代表を務める本格的なパネットーネを追求するサイトらしい
そもそもパネットーネの定義とは
・自然由来の酵母を用い、小麦粉、砂糖、卵、バターを加えて作った生地にレーズン、オレンジピール、チェードロ(シトロン)砂糖漬けを加えて発酵、焼き上げる。
・ミラノの伝統では上面に十字のクープを入れるが、なくても良い。基本的にトッピングはなし。
・パネットーネ専用の筒状の紙型に生地を入れて焼き、完成品は紙型から外さず、そのまま専用のビニール袋で包装。(切り分けたパネットーネが残った場合、その袋で保管すると鮮度が保たれる。)
・作り手は、製造から包装まで全工程を担う。一部外部委託などはしない。
・限られたスペース、人手による製造につき、数量に限りがある。
<材料>
バター
サルタナレーズン
オレンジピールチェードロ(シトロン)
砂糖漬け塩発酵種(粉と水から起こした自家培養発酵種)
発酵種について水と小麦粉を使い、小麦粉に付着している酵母を培養してできる、製パンが可能なガス発生力を持つものを発酵種という。
発酵種の種起こしから種継ぎまで全てを独自に行ったものを自家培養発酵種と呼ぶ。
牛乳由来製品(ロングライフ牛乳、コンデンスミルク、発酵乳、ヨーグルト)
カカオバター
はちみつ
麦芽
バニラ自然香料
<使用してはならない材料>
ビール酵母
インスタントイースト
コーンスターチなどでんぷんミックス粉など
加工された粉類植物性油脂(カカオバター、オリーブオイルを除く)
ホエーとホエー由来製品大豆レシチン合成香料合成着色料保存料・乳化剤
とのこと、とても家庭製パンで使える定義では無いにしても参考にさせてもらいまいした
パネットーネといえばパネトーネ酵母というものがあり、その酵母は北イタリアのコモ湖周辺でしか種継ぎができないとか?それを輸入してパン作りをしている会社もあるようですが、活性化したものではありませんがパネトーネ菌を培養して乾燥粉末にしたナトビスというものがあります 最近のイタリアのパン界ではどうもこの乾燥粉末をパネットーネの材料として使うのが主流になって来ているとか?これは日本でもプロでなくても材料として手に入るので、今回はナトビスを使うことにしました そもそもイタリア独自のパネトーネ菌を使うと、ふんわりしっとり感が持続するそうです イタリアのパネットーネは2か月くらいふんわりが保つという話をきいたことがあります ナトビスを使っているから?↑の定義を守っているから?かどうかはわかりません 野のはな工房のパネットーネもふんわり軽くしっとりも続きますが、2か月なんて持ちません 教室に参加して作られる方、なるべく早く召し上がってくださいね